躁鬱病(双極性障害)の中年男子が植物から元気をもらいながらポジティブに生きるブログ

躁うつ病とポジティブに付き合う、オトコのボタニカルライフ

広告制作会社の映像・webディレクター、音楽家。躁鬱病(双極性障害)ですが運良く周りの人々に温かく支えられ、休職を繰り返しながら暮らしてます。躁鬱病でも暮らしがポジティブになれる自分流の付き合い方、植物の育て方を中心に書いていきます。

躁鬱病、休職からの復帰

俺は休職、復職を何度も繰り返している。


鬱の症状が快方に向かってくれば仕事へ復帰するのだが、ある日突然いきなり定時で出社、という訳にはいかない。
はじめは会社へ行くだけで精一杯だから、起きれたタイミングで夕方にゆるく二時間くらい、それこそもう会社にいるだけ、みたいな日が何日か続く。
で、毎日調子がいい訳でもないから、ある日は休む。
その次の日は早起き出来たら朝から各停に乗ってゆっくり出社してみる。
出社が数日続いてきたら、急行の満員電車にも乗ってみる。
 
鬱状態から脱出して仕事に復帰する時は、だいたいいつもこんな感じのグラデーションの日々を送っている。躁と鬱が両端にあって、躁は黄色で鬱は灰色、そのグラデーションの黄色から灰色へと向かった中間の色、つまりふつうの状態にゆっくりと戻る。(余談だがいま「色」という字を見ていたらゲシュタルト崩壊した)
その期間は、俺の場合はおよそ一カ月くらい。
これは早い方だと思うので、もっとゆるいグラデーションの人も多いのだろう。
 
復帰して暫くすると、躁状態に突入して仕事を受けまくったり徹夜したり無茶が始まる。
これはいけないと薄々感じながらも、テンションが高い時は、もう躁鬱病などと思ってなくて絶好調だと思ってるからやってしまう。
で、暫くするとガス欠となりバタッと倒れる。
もちろん普通に暮らしている時は、普通のテンションの時が多い。
 
だから躁鬱病とは、普通よりも少しグラデーションが多い暮らしなのだと思っている。
これを受け入れてくれている今の会社、メンバーに感謝しながら、次はグラデーションをもう何段階か少なくできるように、と食生活を変えたみたり運動をしたり植物を育てたりしている。
結果、だんだんグラデーションは少なくなっている気もする。
 
躁鬱病は、完治させようと思うよりもうまく付き合っていくように考えた方が、いい方向に進めるんじゃないだろうか。

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