躁鬱病(双極性障害)の中年男子が植物から元気をもらいながらポジティブに生きるブログ

躁うつ病とポジティブに付き合う、オトコのボタニカルライフ

広告制作会社の映像・webディレクター、音楽家。躁鬱病(双極性障害)ですが運良く周りの人々に温かく支えられ、休職を繰り返しながら暮らしてます。躁鬱病でも暮らしがポジティブになれる自分流の付き合い方、植物の育て方を中心に書いていきます。

ボトルツリー殺人事件

昨日、一昨日の風は強かった。強すぎた。

夜、帰宅すると俺はいつものようにベランダへ直行し、その日の植物の育ち具合を確認した。
パープルフラッシュはまた茂ったな、パキラの新芽が少し伸びたな、と順番に見ていくと、ボトルツリー(ブラキキトン)があるはずの場所に無い。
緊張が走った。心臓がドクッと鳴り、嫌な予感が駆け巡る。
ボトルツリーはベランダの高い場所に置いてある。強風で落ちてしまったのではないか…

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(ちょっとローズマリーメインになっちゃってるが春先にはほぼ真横を向いていたボトルツリー。日差しが写真右から注ぐのでこの後2ヵ月くらいでまっすぐ立った)
 
俺は恐る恐る視線を下に向けた。
すると、暗がりで無残に横たわっているボトルツリーが視界を占領した。
まるで片平なぎさが殺人現場で死体を見つけてしまったかのような恐怖。
もう手遅れかと思いながらそっと鉢を上げると、幸いにもボトルツリーは無傷に近かった。
だが一箇所だけ、幹の皮がめくれてしまっている。皮が剥がれた部分からは緑色の肉が見えてしまっていた。
ついでに土もかなり溢れており、よく見るとボトルツリーは三カ月前に植え替えたのにもかかわらず根詰まり気味だった。
正確には根詰まりしているほどではなかったが、俺は倒してしまった罪悪感に苛まれ、せめてもの償いとして植え替えてやろうと新しい鉢を買ってきた。
家に着いた頃にはもう日が暮れて暗くなっていたが、早く植え替えをしたくて暗がりの中手探りでふた回り以上大きな鉢にボトルツリーを植え替えた。

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ふた回り以上大きな鉢にしたのは、根が沢山生えてあるのもあるが、もう風が吹いても倒れないようにとボトルツリーに強さを与えるためでもある。
春先に葉っぱが3枚しかなかったボトルツリー。今は無数の葉が茂っている。もう少しすれば幹はトックリのように太ってその身体に水を蓄え出すのだろう。
俺は植物をなるべく小さな状態から育てていくのが好きである。
成長の過程を共に観て、生命の謳歌を堪能したいからだ。
台風にも猛暑にも打ち勝って成長を遂げたボトルツリーの姿を観たい。
 

<俺流ボトルツリーの育て方>

【置き場所】
直射日光が一日4時間くらい差す明るいベランダ。
冬は窓際の日差しが入る場所で養生する。

 

【水やり】
土の表面が乾いてから数日経ったら、鉢底から水が溢れるまでたっぷりと。
葉水はたまに気が向いたら。
冬は1、2週間に1回くらい。かなり乾かし気味。

 

【肥料】
4〜6月くらいに、「バイオゴールド オリジナル」を適量あげる。
冬はあげない。

 

【植え替え】
今は苗なので1年に1回くらい。けっこう根が鉢底から出やすい。

 

【用土】
市販の観葉植物用の土にサボテン用の土を多少ミックス。

 

【病虫害】
今の所無し。虫は付きにくいと思う。

 

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