躁鬱病(双極性障害)の中年男子が植物から元気をもらいながらポジティブに生きるブログ

躁うつ病とポジティブに付き合う、オトコのボタニカルライフ

広告制作会社の映像・webディレクター、音楽家。躁鬱病(双極性障害)ですが運良く周りの人々に温かく支えられ、休職を繰り返しながら暮らしてます。躁鬱病でも暮らしがポジティブになれる自分流の付き合い方、植物の育て方を中心に書いていきます。

3/3【シルクジャスミン(ゲッキツ)】俺流の育て方・植え替え

そして今日。

俺は今日、体調があまり良くなく、せっかくおとといから会社に行けたのに今日は朝から体が異常に重たく、会社を休んでいた。

ソファに横になりながら何気なくベランダに目をやると、最近視線を捉えていなかったシルクジャスミンに目が止まった。

「苦しい」

彼の声。3号ほどの小さな鉢に、高さ20センチの幹が10本ほど。最近成長が止まっているのは根詰まりしているからではないか?

 

俺は普段、人に聞かれると「ああ、植え替えはね、鉢の底から根が数本出てるくらいならまだ大丈夫だよ。植物はゆっくりと成長しているし、ある程度植物に負荷を与えるのも大事なんだよ」などと偉そうにかつ悠然と答えているのだが、自分の家では少しでも根が出ていようものなら即刻植え替えるというかなりの焦り屋さんだ。

さらに言えば、植物は基本的にオーバースペックの鉢に入れる事にしている。単純に、その方が植物が悠々と暮らせそうだからだ。

俺はシルクジャスミンの悲鳴を聞くや否や、いつか植え替えるつもりで購入していた白い素焼き鉢を手に取り、植え替えを始めた。

現在の鉢には幹が10本ほど。俺はその中から一軍となれそうな活きのいい幹を4本選抜し、白い素焼き鉢に突っこんだ。他の幹は以前ただの棒になってしまったシルクジャスミンが入っていた鉢などに分けて入れた。剪定はどうしたらいいんだろう・・・まあいいか。剪定するにしてもまだ必要ないだろう。かなり成長したものでも幹の下の方に葉がたくさん付いているし。

 

ちなみに俺はシルクジャスミンのことをゲッキツとは呼ばないようにしている。「シルクジャスミン」の方が何となくカッコいいからだ。植物を育てる時、名前の響きはモチベーションを保つのに非常に大事だ。

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そんなこんなでシルクジャスミンは目下のところ一軍として我が家に君臨している。植物は俺が調子の悪い時も自分の成長を止める事はない。様子が気になるので少し早起きになったり、植え替えたいから鉢を買いに出かけたり、植物は俺に体調を整えるきっかけを与え続けてくれている。いや、植物が俺にお題を課して、社会へ復帰させるよう仕向けているのだろうか。

どちらにしてもこれが植物との共存というやつだろう。

そう思いながら俺はまたベランダに出る。

 

 

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