躁鬱病(双極性障害)の中年男子が植物から元気をもらいながらポジティブに生きるブログ

躁うつ病とポジティブに付き合う、オトコのボタニカルライフ

広告制作会社の映像・webディレクター、音楽家。躁鬱病(双極性障害)ですが運良く周りの人々に温かく支えられ、休職を繰り返しながら暮らしてます。躁鬱病でも暮らしがポジティブになれる自分流の付き合い方、植物の育て方を中心に書いていきます。

2/3【シルクジャスミン(ゲッキツ)】俺流の育て方・植え替え

この別れを胸に秘めながら半年が過ぎた頃、ある日俺は近所の100均にいた。

何気なく店内を徘徊していると、衝撃の光景を目の当たりにした。

なんとシルクジャスミンが売っているではないか!しかも100均に。

まだ苗なので背丈こそほんの5センチほどだが、小さな鉢には10本以上の棒がひしめき合っている。

以前は白金のおシャンティーなボタニカルショップで数千円叩いて手に入れたあのシルクジャスミンが、100円。

俺は一瞬戸惑った。

 

これはシルクジャスミンという名前が付いているが、実はそっくりさん的な、何か別の聞いた事も無い種なのでは、、、と。

よくマグロにそっくりな見た目と味で、別のよくわからない魚をマグロだといって寿司で出すとかそんな話が話題になったりするが、それなのでは、、、と。

だがそのシルクジャスミンを持ち上げて目の前で見ても、あのシルクジャスミンであることは間違いない。

もはや迷いは無く、100円のシルクジャスミンを購入し、季節はまだ冬だったが、家に帰りすぐさま細長い鉢に彼を植え替えた。

もう暖房の風は当ててなるものか。

そう思いながらも、植物に対して過保護になってはいけない。俺の流儀に反する。俺は彼をベランダに放ち、鍛えてみようと思った。

今度は違うはずだ。

俺も、そして彼も。

適度な葉水、最低限の水やり。外に放ちつつも冬だから気を使った。

するとどうだろう、彼はすくすくと背を伸ばし始め、あっという間に根元は葉っぱに覆われ、幹も少しずつ太くなっていった。

さすがに100均という植物にとって過酷な環境を耐え抜いてきただけはある。暖冬だったこともあるが見事に成長していった。

生命の力強さをひしひしと感じて、俺も少し元気になった気がした。

 

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