躁鬱病(双極性障害)の中年男子が植物から元気をもらいながらポジティブに生きるブログ

躁うつ病とポジティブに付き合う、オトコのボタニカルライフ

広告制作会社の映像・webディレクター、音楽家。躁鬱病(双極性障害)ですが運良く周りの人々に温かく支えられ、休職を繰り返しながら暮らしてます。躁鬱病でも暮らしがポジティブになれる自分流の付き合い方、植物の育て方を中心に書いていきます。

2/2【極楽鳥花(ストレリチア・オーガスタ)】うつ病を克服したストレリチア

それから俺はこいつに荒治療をしてみようと思った。

きっとこいつは、10年近くもの間狭いところで鬱々と暮らし、いつの間にか花を咲かすことも忘れ、本来の素晴らしい肉体をも忘れてしまって「うつ状態」なのだ。うつ状態の時には性欲が減退する(俺はうつ状態の時そうなる)。こいつもきっと性欲を削ぎ取られて花を付けないのでは?と思った。

 

 

で、これは俺がうつ状態から脱却する時の話だが、調子がかなり悪い時にどうしても企画のプレゼンをしなければいけなくて、先輩からそれを頼まれ、泣く泣くプレに行くだけ行こうと思ったら、先輩から「じゃあ今日は○○(俺)がメインで」とプレの全てを任されることがあった。俺はアタマがはち切れそうになりながら何とかプレを終えた。するとどうだろう、一皮むけたというか、妙に気持ちがスッキリしてそれから暫く休むこともなく仕事ができた。

 

こんな経験があったので、極楽鳥花にも荒治療をしたら、うつ状態が治るんじゃないかとおもった。俺は直射日光が差すベランダにいきなり出し、弱り切った葉を剪定し、夏も冬もベランダに晒しっぱなしにした。

 

そして今年の春。

治った。極楽鳥花はうつを克服したのだ。

花こそまだ付けていないが、大きく碧々とした葉っぱ。その中心には漲る生命力を象徴するかのような赤い線。茎はエメラルドグリーンでピンと上を向いている。

f:id:plantslife:20150621165436j:plain

(手で持った葉が今年生えた葉。他は去年までの葉)

 

その差は一目瞭然。

極楽鳥花は強かった。葉はどんどんと増えており、今年はついに花を咲かすんじゃないだろうか。

 

ちょっと(俺流の)極楽鳥花の育て方をまとめておく。

(主に調子の悪い極楽鳥花向け)

 

【置き場所】

直射日光が一日4時間くらい差す明るいベランダ。

一年中ベランダに出しっ放し。

 

【水やり】

土の表面が乾いてから数日経ったら、鉢底から水が溢れるまでたっぷりと。

葉水は涼しい時間帯に、マメにやる。

 

【肥料】

4〜6月くらいに、「バイオゴールド オリジナル」を適量あげる。

アンプルもたまに差す。

 

【植え替え】

2年に一度くらい?根が成長しすぎて鉢を割るのでなるべくプラスチック鉢に植える。

 

【用土】

市販の観葉植物用の土。

 

【病虫害】

今の所無し。虫は付きにくいと思う。

 

といった感じだ。

コレは一般的でもあるがあくまで私見なので、状態が似ている方のみ参考にしていただきたい。

 

plantslife.hatenablog.com

 

にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村