躁状態の時の話
今まで鬱状態がひどかったこともあって、躁状態の時の話を一回もしていなかった。
とりあえず俺は二カ月くらい前から会社にだんだんと毎日行けるようになり、一カ月くらい前からは会社を休まずフル出勤出来るように回復した。
今回、病院に行かず薬も飲んでいなかったが、水泳やらいろいろやった健康療法と引越しモチベーションで回復に向かったと思う。
そして、この二週間くらいは仕事も絶好調だ。
今まで鬼門だった企画作業は、何かアタマがパカッと開いたような感じでスムーズにアイデアが出てきてまとめられる。
仕事量に制限をかけているので、それもいい状態を保てている理由だと思う。
で、こんな好調な仕事の日々が続いていると、いつの間にか躁状態に突入している。
カンタンに言ってしまえば、自分で自分のことを高く評価しまくり、俺はめちゃくちゃ仕事が出来る、と過信して仕事量を増やし、土日も仕事してしまう。全然休まなくなるし、睡眠時間は1日3〜4時間をキープし始める。
その後に待っているのは、あの日々。
もぬけの殻になった思考停止の鬱々とした日々。
俺は何度もこのサイクルを繰り返してきた。
分かっているのに止められない。
今まではそうだった。
だが、今度こそ違う。
仕事のやり過ぎはしない。売り上げはもちろん確保するが。
だから今日も会社でイチバンに退社した。