躁鬱病(双極性障害)の中年男子が植物から元気をもらいながらポジティブに生きるブログ

躁うつ病とポジティブに付き合う、オトコのボタニカルライフ

広告制作会社の映像・webディレクター、音楽家。躁鬱病(双極性障害)ですが運良く周りの人々に温かく支えられ、休職を繰り返しながら暮らしてます。躁鬱病でも暮らしがポジティブになれる自分流の付き合い方、植物の育て方を中心に書いていきます。

【まさに女王】キセログラフィカの育て方

女王様。。。
心からひれ伏したいと思えるほど美しいエアプランツ。
それがキセログラフィカだろう。
名前からしてカッコよすぎる。
キセログラフィカ、と声に出して音にすると、そのカッコよさがより一層実感できる。

うちにはこの女王様が1人いらっしゃる。
うちに来てから、1日おきの水やりを可能な限り欠かさず(申し訳ござません、数日やり忘れました)、室内で窓越しに緩やかな日差しを浴び続けている。

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育て方は自己流だが、ゆっくりと成長している。
シルバーがかった深みのある葉を、中央から少しずつ増やしている。
乾燥には強めらしいが、手にとって軽いなと感じたら霧吹きで水やり。
その間隔がだいたい1日おきくらいだ。

そのまま置いてもいいのだが、うちでは何となくウッドチップを敷いた上に置いている。
小さいがその存在感は凄まじい。

とにかく丁重に、そしてマメに扱うことが、女王様の機嫌を損ねない方法だ。
成長を見守りたい。

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ジャケ買い的に植物を買う【トウガラシ パープルフラッシュの育て方】

ジャケ買い

俺が学生の頃、CDを買う時には3枚に1枚くらいジャケ買いをしていた。

内容が分からなくても、ジャケットを見てカッコイイと思ったら、買う。

それは当たり外れのある行為なのだが、気に入ったCDに巡り会える可能性が増える、音楽の楽しみ方だった。

今は俺もCDをあまり買わなくなり、視聴が当たり前でiTunesとかで音楽を買う。

その時にジャケットはアイコン的に確認するが、CDやLPのような大きさで手にとって見ている訳ではないので、ジャケ買いしたい衝動にかられることはほぼ無い。

あの衝動は、手に取らないと起こらないものなのだろうか。

 

去年の夏、植物屋の軒先で日差しを燦々と浴びる植物に遭遇した。

黒光りする葉。黒光りする実。

もう葉っぱの色味だけで俺はグッときてしまったが、

名前を知ってさらにグッときた。

トウガラシ パープルフラッシュ。

なんだこの厨二病みたいな名前は。

パープルフラッシュって、幽遊白書あたりの必殺技になかったか?

いつものように育て方も分からないまま、おれはこいつを即買いした。

 

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音楽がコンテンツでジャケットがその内容を視覚的に説明する媒体だとすると、

植物がコンテンツの場合、名前がジャケットに相当する。

 

「トウガラシパープル」まではいいとしよう。だが「フラッシュ」はどこから来たのか?

おそらく、名前をつける時は真夏の日差しが強い時で、炎天下の下、水滴をたくさん浴びたこいつを見ると、水の反射で光輝いていたのだろう。だから最後に「フラッシュ!」とついつい付けずにはいられなかった。おれはそんな空想をしながらこいつを家に持って帰った。

 

写真は最近の姿。だからこいつは2年目になる。

夏も冬もベランダに出しっぱなし。

根が非常に短いのであったかい時はほぼ毎日水をやる。

肥料は春にハーブ用の固形をたっぷりと巻いた。

 

冬は枯れたように葉も実も落とし、棒になる。

その間は1ヶ月に1回くらい水をやる程度だった。

というか枯れたと思っていた。

だが春になると小さな葉を芽吹いて復活を遂げた。

その際、伸びすぎている枝は切って、短めに剪定。形を整える程度に。

そうしたら、また今年も咲き誇ったのだ。

来年はどうなるんだろう。

また春先も夏も黒光りしたフラッシュを見たい。

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謎の多肉植物

半年ほど前に、スーパービバホームの多肉バイキングをじっと見ていたら、一つ、細く茶色い棒が刺さっているのが100円で売っていた。

棒の先端には僅かに生えている多肉質の葉っぱが二枚。棒の長さは3cmほどだっただろうか。もちろん名前など書いていない。
俺はこの棒が、この先どんな変貌を遂げるのか見たくなった。名前もわからないので育て方は分からなかったが、すぐに100円を支払い、棒一本のために5号鉢を用意して、直射日光のあたるベランダに置いておいた。
よほど日差しを欲していたのだろう。棒はあっと言う間に歯を増やした。だが、棒が3cmなのに対して、生えてくる葉っぱが多すぎる。棒は、二頭身以下のボンバヘッドになった。
日に日に項垂れてアタマを地面に付けるボンバヘッド。見た目には砂漠で餓死しそうな旅人にしか見えなかったが、俺にはどうすることもできず、ただ水だけあげていた。
そして最近のボンバヘッドがこれ。
 

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項垂れたアタマから奴はさらに分岐を繰り返し、身体ではなくアタマを支点にして上を向いている。
 

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これがこいつの生き方なのか。
なんて不器用な奴なんだろう。
こんな不器用な奴でも必死に生きている。
早く花を付けた姿を見たい。
相変わらずこいつの名前は分からないが。

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